守り本尊 十二支、干支別の守護仏

守護仏はテレビでよく取り上げられる守護霊とは異なります。守護仏は古来より、開運、厄除けなどの守り本尊として人々に親しまれてきました。

十二の方位には、そこを護る八体の守護仏がいるとされ、この方位と十二支（干支）が結びついて守護仏が定められています。



仏像などの仏教美術品は、机や家具の上においたり部屋のインテリアとして安らぎを与えてくださいます。コレクションとして身近に色々な仏様を集めてみてはいかがですか。

忙しい日常のなかでも、ちょっとした安らぎの世界をたえてくださる仏様たちです。

このサイトでは、十二支、干支別の守護仏と仏像、仏教美術の専門店もご紹介しています。ご利用ください。
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自分の干支

西暦で表した値を12で割った余りを求めると、下の一覧から十二支がわかります。

例） 西暦１９９９年生まれの方

１９９９÷１２＝１６６　余り：７ですから、卯（う：うさぎ）です。

余り：干支（えと）の一覧
0:申（さる）　1:酉（とり）　2:戌（いぬ）　3:亥（い）　4:子（ね）　5:丑（うし）
6:寅（とら）　7:卯（う）　8:辰（たつ）　9:巳（み）　10:午（うま）　11:未（ひつじ）

守り本尊

守り神と守り本尊は、日本語での意味合いが異なります。

千手観音菩薩
せんじゅかんのんぼさつ
干支：子

広範囲にわたり人々を救うといわれる万能の仏。千の手と千の眼は、慈悲の広大さと、救う手段の豊富さを表す。


虚空蔵菩薩
こくうぞうぼさつ
干支：丑、寅

どんな力にも打ち勝つ力を持ち、福徳・智慧を包蔵し、知恵と慈悲を持って、衆生の求めるいろいろな願いをかなえる。


文殊菩薩
もんじゅぼさつ
干支：卯

多くの菩薩の中でも智慧第一の文殊菩薩の徳にたとえ、「 三人寄れば、文殊の智慧」といわれる知恵を司る仏。


普賢菩薩
ふげんぼさつ
干支：辰、巳

衆生の命を延ばしめる徳があるところから、普賢延命菩薩とも称せられる。理、定、行徳を司る。


勢至菩薩
せいしぼさつ
干支：午

正しくは大勢至菩薩といい、智慧の偉大な力で人々の迷いを除く菩薩。智慧の光明で一再を照らし、人々をもろもろの苦難から救い出す。


大日如来
だいにちにょらい
干支：申、未

正しくは大勢至菩薩といい、智慧の偉大な力で人々の迷いを除く菩薩。智慧の光明で一再を照らし、人々をもろもろの苦難から救い出す。


不動明王
ふどうみょうおう
干支：酉

右手の剣で迷いや邪悪な心を断ち切り、左手の綱で悪心を縛り良い心を起こさせる。
忿怒（ふんぬ）は迷える衆生を救い仏の教えに導くという究極の目的のための手段。


阿弥陀如来
あみだにょらい
干支：戌、亥

御加護を祈れば困難を払い、穏やかに暮らすことができるといわれる。極楽往生をかなえる西方極楽浄土の教主。
その寿命が無限であることから無量寿如来とも呼ばれている。